ブレインダンプについて

この記事のきっかけ

日本でのLPIC試験は、長らくLPI-Japanという組織が権利を保有していたが、いざこざでLinuC試験を立ち上げています。基本的にはLinuxの習得知識を確認する試験であることは、LPICもLinuCを変わりません。

 

このような背景には、LPIC試験を暗記し、流出した内容をインターネット経由で売りさばく「ブレインダンプ」の問題が指摘されています。

LPI-Japan 成井理事長が明かす、独自のLinux新資格試験「LinuC」で実現を目指すものとLPICとの関係性 (1/3):IT人材ラボ

なお、この指摘をしているのはLPI-JAPANの理事長なのですが。

 

ブレインダンプ

そこでブレインダンプを調べると、所謂思考術的な「ブレインダンプ」がかなりのところノイズになってしまうのですが、次のIT Media記事がありました。

ブレインダンプ系の試験対策サイトにはご用心 (1/2) - ITmedia エンタープライズ

 ※記事の出典は2007年です。

 

この記事でのCheetSheets.comとTestkiller/TroyTec.com、Test4U.comを確認してみました。

CheetSheets.comは存続していないのか、確認できなかったものの、TroyTec.comとTest4U.netなどは確認できました。ただ日本人向けでないため、通常一般のLPIC受講者が購入するようなサイトでないことがわかりました。

※TroyTecでは、LPICの試験対策の販売を確認してますが、ブレインダンプ相当の内容かどうかは不明。

 

日本でブレインダンプの恩恵を受講者が受けやすい状態だったら、LinuCの存在意義もある程度わかるのですが。。。どうなのだろうか。私が情弱なだけ?

ご用心というのもよく分からんけど、受験者の方も試験の質を下げないように、リテラシーを持つことが肝心なのかな。