スーパーソニックマン

QUEENの伝記ボヘミアン・ラプソディが良かったのだ。

映画通ならきっと見ているのだと思うし、

ほぼ好評という評価で固いと思われるので、

今更感があるかもしれないけど。

 

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以下はネタバレも含みますね。

 

 

 

 

 

 

一つフレディー・マーキュリーという、

人物を追う重要なキーワードは「孤独」に尽きるのでしょうな。

メアリーの心が離れていく場面と、それでもフレディがどこか繋がりを切り離せない心情が見て取れるシーンは、こちらも思わずつらい気分となりました。

 

フレディ「バイセクシャルなんだ」

メアリー「あなたゲイなのよ」

 

実際にフレディは、同棲解消後もすぐ近くにメアリーを住まわせたんですよね。

 

そして、QUEENはメンバー全員作曲できますから、

最もボヘミアン・ラプソディの制作場面に時間を取っていますが、

ブライアン・メイの「we will rock you」やジョン・ディーコンの「another one bites the dust」等メンバーの活躍もしっかり見れる。

あれロジャー・テイラーは?

メンバーに「I'm in love with my car」の歌詞を非難される場面があったくらいかなぁ。

うーん他にあったらすまんな。

 

それからフレディがソロに移行する際、メンバーに言い放つ言葉がまた重たい。

またもや彼は孤独を味わうのだ。

テイラーに「僕がいなければ君は歯科医師だ」

ブライアン・メイに「天文学者で誰も読まない論文を書いている」

ジョンに「何も思い浮かばない」

こうして袂を分かつ。

 

クライマックスはQUEENとしてライブエイドの出演だ。

命が削られていくフレディの勇姿を見よ。これに尽きると思う。

これで(映画としては)終わって間違いないと、僕は思う。

孤独から家族に関係を持ち直したんだ。

 

最高だ。