「今こそ、韓国に謝ろう」を読んで

神保町古書まつりで、「今こそ、韓国に謝ろう(小説版)」を購入しました。

筆者の百田尚樹さんは小説家であり、右派論客としてメディア露出などもあるお方ですね。

さてこの本、いわゆるネトウヨの私には溜飲を下げること請け合いなのですが、実際には検証が難しいかあるいはご意見の分かれる事象もあると思われます。

改めて調べなおしたりするために取りまとめすることとした。

※書籍中、出典を記載している箇所は「出:」とした。 

 

・1910年大韓帝国併合時、朝鮮全土に小学校を建てた。

 →日韓併合当時の、朝鮮人の文盲率は80~99%(出:東亜日報推計)。

  1943年から4271の小学校を開校。1936年?には文盲率は40%に下がる。

・19世紀末の朝鮮の山々は北部の一部を除き禿山。植林文化はなし。(出:朝鮮旅行記/パーヴェル・ミハイロヴィチ・ヂェロトケヴィチ)

 →日本による植林事業。

・「火田民(かでんみん)」による焼畑農業

 →総督府による焼畑農業の禁止。

・川の護岸工事はほとんどなされていなかった。

 →水利組合を組織し、ダムなどを建設。水豊(スプン)ダムは、当時世界最大級で、最大出力70万キロワット(世界第2位)。

・非効率な農業

 →耕地面積が倍。農業の効率が上がり、収穫物が増えたことにより人口爆発

  併合時、約1300万人から1942年には2550万人以上。

身分制度

 ・支配階級

  貴族:王族やその縁戚

  両班(ヤンバン):特権階級

 ・中間

  中人(チュンイン):官僚機構を担った専門職

  常民(サンミン):小作農

 ・賤民階層(七賤)

  商人、船夫、獄卒、逓夫、僧侶、白丁(ペクチョン)、巫女

 →併合後、身分制度を破壊した。賤民に戸籍を与え、姓を持つことができた。

・韓国が主張する「七奪」

 「主権」、「国王」、「国語」、「人名」、「姓名」、「土地」、「資源」

・清の使者を国王自ら迎える「迎恩門」

 →三跪九叩頭の礼で、王の額は血まみれ。

・モラルの疑われる事故

 ・セウォル号沈没事件

 ・三豊百貨店崩落事故

・海外工事における杜撰な事故

 ・サムスン物産ベトナム工事現場崩壊

 ・マレーシア最新式競技場屋根が一年で崩壊

 ・旧パラオKBブリッジ崩落

・条約無視

 ・日韓基本条約(1965年)

 ・(慰安婦問題)日韓合意(2015年)